HAL-KURSK 制作四方山話

タイトル通りです。思いつくまま、気の向くまま、ランダムに書きます。コメントやご質問は大歓迎です。
今後の「音楽活動」について
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    このところ音楽そっちのけ?で(ブログの主旨に反し)時事ネタに終始しておりましたが、何れにしましても当初の予定通り2020年を目処に「完全撤収」に向けた思いは変わりません。

    また、私自身としても、今の日本の現況が「音楽家が音楽に専念出来る環境」であるとは到底思えません。まず国としての「土台の危うさ」が解消されない限り、「その地を耕し種を撒いて何かを育て収穫する」という見通しも立たないという心境です。故に今は「土台の構築、土壌の改良」に、持てる力の全てを注ぐべきと思う次第です。

     

    しかしそうこうする内に、体の方にも(年齢相応に)様々な変化が感じられる様になりました。まず「右足」の使い勝手が万全では有りません。更には左耳の聴力の衰えに次いで「耳鳴り」が始まり、まるで「蝉しぐれ」の如くです。加えて数週間前からは(指先を含む)「左手の痺れ」も起きています。またそれとは別に、数年前から演奏時に「指を回す動作に伴う痛み」が慢性化しています。

    これらの症状が俄に自らの「音楽活動」そのものを全否定する要素とはならないとしても、少なくとも「これから勝負を掛けよう」と言える状況でないことは承知しています。

     

    そもそも私の生き方の基本が一貫して「倒れて後止む(たおれてのちやむ)」だった事を思えば、この辺りでガタが来てポンコツになるのは当然と思え、むしろ「良く持った」方だと思います。(どこかで温存を考えれば結果はまた違ったかも知れませんが。)しかし、これに関しては全く悔いるところのものでは無く、実際それによって得られたメンタリティは何物にも代えがたいものと思っています。

    つまり「今の状態こそが私自身の人生設計通り」と言えるということです。それはちょうど次世代とのシームレスな「クロスフェード」のイメージです。

     

    話が長くなりましたが、音楽活動を含めた自らの今後は(おそらく)「フェードアウト」の形に向かうでしょう。

    | かまた | プロモ関連 | 12:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
    プロモ第二弾・制作後記 (追記)
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      そう言えば、切り分けたカットのひとつにアドルフ・ヒットラーの肖像が有りまして、これをどう使うか最初は思い当たりませんでした。日本では、さほどでないにしても、欧米では強い拒否反応を持たれていることが容易に想像出来るからです。せっかくの貴重なカットですが、最悪ボツも辞さない構えで編集を始めたところ、将軍たちの作戦会議のシーンで突如閃きました。小林源文先生の力作を活かすことが出来て良かったです。欧米向けではその辺り余計に気を使います。MUSEAとのコンタクトの際にも、最初に「私はネオナチでもファシストでもありません!」と宣誓しています(笑)。

      気を使うと言えばもうひとつ、武装親衛隊(SS)があります。当時のドイツ軍は2つの組織から成っていました。1つは国軍としてのドイツ国防軍、もう1つがヒットラー直属の武装親衛隊(=通称SS)でした。SSはどうしてもヒットラーを想起させ、また一部に残虐な行為などもあったとして恐れられ、且つ憎まれたと聞き及びます。ですからアルバムジャケットの戦車(TIGER機砲覆匹SS仕様でなく、敢えて国防軍仕様となっています。(実際のクルスク戦ではSSの装甲師団がめざましい働きをしましたが)
      さて、源文先生のカットを見ると・・・ええと、SS・・・いますね。(リアリティということで)
      | かまた | プロモ関連 | 01:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
      プロモ第二弾・制作後記(終)
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        コマを切り分けた時点で曲の進行に合わせて配置して行きます。当初自分が描いていた絵コンテとはだいぶ違うので、新たにイメージを組み立てて行きます。(柔らか頭が必要です)
        その際、同時に着色のイメージも決定して行きます。着色と言ってもカット全体にグラデーション処理したカラーフィルターを薄く掛けるだけのもので、無論、原画を可能な限り損なわないための配慮ですが、事前に源文先生のご了解を頂いてあります。

        次に、秒数に合わせて各シーンに於けるカメラワークを作り込んで行きます。これは相当考えました。何故なら映像の専門でないのでノウハウがないからです。とはいえ嫌いな事ではないので楽しい作業ではありました。但しソフトウェアの操作を熟練出来ていない分、イメージ通りの動きが得られなかった部分が数箇所あります。
        カメラワークだけではどうしても物足りないと感じたシーンに限り、原画がある程度損なわれることを承知の上、已む無くエフェクト処理を施しました。(源文先生ゴメンナサイ!)
         
        他にはシーンの切り替え部分の処理に結構気を使いました。種類や秒数によって雰囲気や意図が全く変わってしまうので、試行錯誤によってmore betterを捜して行きまが、この辺りもノウハウのなさを物語っております。

        以上かいつまんでお話ししてまいりましたが、今回の制作ではいろいろ勉強になりました。特に自分の範疇になかったイメージから新たにイメージを構築する事を学ばせて頂いた「小林源文」先生には、改めて御礼申し上げます。
        と、同時にリスナーの皆さんも、プロモのイメージにこだわることなく、皆さんご自身のイメージで「KURSK Part1」をお楽しみ頂ければ、これに優る幸せはございません。

        ありがとうございました!

         
        | かまた | プロモ関連 | 09:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
        プロモ第二弾・制作後記(5)
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          さて、原稿のデータが入手出来たので、いよいよ制作に取り掛かるわけですが、使用するソフトは以下の通り。

          フォトレタッチソフト Micrografx  Picture Publisher 10     Micrografxs 社は2001年にCorel Corporationに買収されています。
          ビデオ編集ソフト   Corel         VideoStudio Pro X7      元々は2006年に買収されたUlead Systems 社のソフト。

          ということで、図らずもCorel系に統一されてしまいました。

          Picture Publisher は、なかなか使い易いソフトで、前バージョンを含めるとWindows95の時からかれこれ20年近く使い続けています。表示の正確さにやや難があるのでプロユースには向きませんが、プライベートでは十分です。今回はコマごとの切り分けと着色に使用。

          VideoStudio Pro は、久々に買いました。まだUleadだった頃、持っていた記憶があります。最近は殆どのソフトに試用版があるので便利です。こちらもプロユースとしては力不足は否めませんが、コストパフォーマンスはまあまあだと思います。単なる静止画のスライドショーに終わらせないための、音に合わせた動きや効果を設定します。
          | かまた | プロモ関連 | 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
          プロモ第二弾・制作後記(3)
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            小林源文先生に原稿をご依頼させて頂く際に、当初は大判のパノラマ画形式を想定していました。パノラマとは広い視野の中に様々なシーンが描き込まれているアレです。そうすれば一枚の絵からたくさんのカットがとれるという考え方です。

            一方、先生からは「チタデル作戦(クルスク戦)の準備、集結段階を時間軸に沿って描いて欲しい」というこちらの要望に対するイメージとして「部隊の出発準備と将軍たちの作戦会議がひとつの絵にあったら変」「小隊、中隊の規模ならともかく師団規模の集結は無理」など、リアリティを重視された上での的確なご指摘があり、結局パノラマ式ではなく、劇画のようなコマ割式でお願いすることとなりました。

            なるほどパノラマ画は見た目は豪勢で情報量も多く楽しめますが、リアリティという面では在り得ないシーンが混在しているということです。ともかく先生には、こちらが「アレを描いてくれ、コレを描いてくれ」ではなく、先生のイメージする「クルスク戦発動!」をお願いさせて頂きました。
            | かまた | プロモ関連 | 09:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
            プロモ第二弾・制作後記(1)
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              今年一月初旬の第一弾をアップした直後には、既に第二弾の構想は固まっており、まずは作家のどなたかに原画をお願いするところからですが、作家選びのポイントは「リアリティ」に尽きました。

              戦場は我々の日常とは異なり、不条理に満ち溢れているものと考えます。そこに於いては兵器、兵装のカッコよさや、友情、団結、男らしさと言った精神的な美学などは、謂わばたった一条の光に過ぎません。この、「闇と光」の関係を正確に表現し得る作風となると、「小林源文」先生しか思い当たりませんでした。

              即ち、「戦争は断じてキレイごとではない」ということです。
              | かまた | プロモ関連 | 08:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
              いわゆる「戦争作品」について考えて見る
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                今回、戦争劇画でおなじみの小林源文先生と関わらせて頂いた事を機に、いわゆる「軍事嗜好」という事について少し踏み込んで見たいと思います。これは平たく言えば「ミリタリーファン」、すなわち戦車、戦闘機、戦艦など、兵器全般をカッコいいと思い、更にはドイツ軍、アメリカ軍など軍隊そのものに強い関心を持つことを指します。

                これに対しては、「兵器や軍服をカッコいいとはけしからん!」というのが最も一般的な批判だと思いますが、そう言いたくなる背景には「戦争は絶対にいけない!」という思想的裏づけがあります。しかしそれを言うなら「ミリタリーファン」であっても一部の例外的な人たちを除けば、大半は同じ考えであると言えます。当の源文先生も「戦争はゲームの中だけでいいよ」とおっしゃっているそうです。となれば依然として軍事ファンをファンたらしめているモノとはいったい何なのでしょう?

                話は変わりますが、私は動物の中では「オオカミ」が殊更(ことさら)好きです。理由はオオカミが単純にカッコいいからです。因みに弱々しい犬を見ると、「しっかりしろ!お前は元オオカミだろ?」と檄を飛ばします。無論、オオカミが人里に下りてくれば、危険極まりない存在である事ぐらい認識しています。しかしそれはトラやライオンも同じことですが、「ライオンキング」などの作品も存在する如く、ライオンをカッコいいと思うことでその人が異端者扱いされる事はまず無いでしょう。つまり、あるモノが「カッコいい」という感覚は自らや社会の利害得失や論理性と関係なく、もっと原始的な感性の部分で感じて構わないのではないか、ということです。(因みに飛行中のツバメを真正面から見ると、最新鋭のジェット戦闘機のシルエットとそっくりです。)

                という訳で、私が思うところ「平和な国際社会を実現するためには、ミリタリーファンなどという不逞の輩(ふていのやから)を撲滅、一掃すべきだ。」というような考え方は逆に視野を狭め、物事の本質を見誤る事とも成りかねないような気がします。繰り返しとなりますが、「戦争するのが好き」という事と「兵器や兵装が好き」という事とは、取り敢えず何の関係もありません。何故なら私自身も戦争はおろか、些細な揉め事さえも極力回避する方向性を持って日々を過ごしておりますので。
                | かまた | プロモ関連 | 14:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
                楽曲を映像化するということ
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                  今回の「KURSK Part1」映像化に関してですが、本音を申せば些かの躊躇(ちゅうちょ)がありました。何故なら、音楽を聴いてどのように心が働き、どのようなイメージを持ち得るかは、個々の感性や経験値に委ねるべきで、固定的イメージを強制すべきでない、という思いがあるからです。(図解注釈付き音楽・・ってウザいですよね)

                  しかしながら、かたや映画やアニメ、ミュージカル、バレー等々、言うまでもなく映像と音が一体化した作品形態がむしろ一般的と言えなくもありません。そして私個人としては、そのような「映像とセットの音」または「音とセットの映像」というのが好き、という事情もあります。

                  ところで今回の映像にあるように、「KURSK Part1」には砲撃や爆撃などのいわゆる戦争らしい戦闘シーンは一切ありません。これは敢えてタイトルを付けるならば「集結!」となるように、戦闘の準備段階を表現したものです。実は作曲段階でもかなり具体的なイメージを伴っており、そのまま「絵コンテ」に起こせるぐらいのものです。

                  ところが実際に映像化されたものはというと、それとはだいぶ様子が変わっています。その辺りの顛末は次回にまわしたいと思います。

                  余談になりますが、映像に登場する航空機は「Ju 88(偵察機バージョン)」と思われます。(これ、夜間戦闘機バージョンもあったんですね・・・不勉強でした。)
                  | かまた | プロモ関連 | 11:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  源文先生、プロモを見る!の巻
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                    プロモ第二弾をご覧になられた小林源文先生より、コメントを頂戴いたしました。

                    「なかなか宜しいとおもいますよ。」

                    お叱り覚悟の自分としては、ほっとした思いも嘘ではありませんが、ここで調子に乗るほど最早若くもありません。
                    「更なる研鑽に励むように」という励ましのお言葉の様に感じました。

                    当然ながら自らの専門外の領域とは、それほど敷居が高く感じるものなのです。また、そうでなければなりません。

                     
                    | かまた | プロモ関連 | 11:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    プロモ第二弾、YouTubeにアップしました!
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                      動画形式にて「KURSK Part1」を1曲丸ごとご提供致します。

                      こちら→ http://youtu.be/b9XG_KVNELo

                      動画というよりはスライドショーに近いものですが、何よりも今回この作品のために筆を執って下さったのが、代表作の「黒騎士物語」など、当ジャンルに於ける業界の第一人者かつ現在超多忙な日々を送っておられる小林源文(こばやしもとふみ)先生であるという事です。(この度は過密スケジュールにも関わらず快くお引き受け下さり、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。)

                      尚、動画の構成、編集はすべて私の手に依るものですので、もしかすると拙い部分があるかも知れません。発見された方は、是非ご一報下さい。

                      | かまた | プロモ関連 | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
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