HAL-KURSK 制作四方山話

タイトル通りです。思いつくまま、気の向くまま、ランダムに書きます。コメントやご質問は大歓迎です。
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音楽は「癒やしのツール」じゃない
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    と思っています。「癒やし」とは、溜まったストレスを解消したり吐き出させたりして、スッキリサッパリさせてくれるようなもので、お酒を飲んだり美食をしたり、或いはマッサージなどの五感に心地よい刺激や快楽を感じさせるような、いわゆる「麻薬的な効果」によって緊張状態を緩和させるものだと思います。そしてその多くは多分に「対症療法」的なもので、普通はストレスや苦痛の原因そのものとの「論理的な因果関係」を必要としません。(それ故即効性があるとも言えますが。)しかしそれでは、私たちは「ストレス」と「癒やし」の間を永遠に往復しなければならなくなります。

    対して音楽は(音楽家自身にその自覚と認識が在るかどうかは別としても)、本来「ストレスの根源」そのものに働き掛けるための機能を持ったものであり、そこには「高度なメッセージ」が書き込み可能な状態となっており、それは(歌詞が有ろうと無かろうと)「音楽言語」によって実現されます。そして結果的には「音楽家相応のメッセージ」がそこに書き込まれることになります。
    何故そんなことが可能かと言うと、それは「音楽の構造」そのものが(少なくとも)「人間及び人間社会の構造」を模したものとなっているからです。(もちろん、イメージとして自然や宇宙の構造とまで話を大きくすることも可能でしょうが、それを証明する手立てが無ければそうする意味が有りません。)

    ですから音楽は私たちの「現状」を表現することも出来れば、また私たちの「理想(=在るべき姿)」を表現することも出来るということです。
    もちろん「単なる癒やし」という作り方や使い方も可能ですが、それではもったいない気がするので私は余り好みません。
     
    | かまた | 作品全般 | 00:49 | comments(0) | trackbacks(0) |









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