HAL-KURSK 制作四方山話

タイトル通りです。思いつくまま、気の向くまま、ランダムに書きます。コメントやご質問は大歓迎です。
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「鉄腕アトム」と「アルファ碁」の話
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    人工知能(AI)の囲碁ソフト「アルファ碁(AlphaGo)」が、世界最高峰といわれるイ・セドル九段に4勝1敗で勝ち越したニュースが世界を震撼させました。それは人工知能(=ロボット)が「人間に近づき、一部に於いて人間を追い抜いた」事が証明されたからです。
    よく人間とロボットの差別化として「ロボットは感情を持てない」などの話で納得しようとする向きもありますが、「だから安心」という話には全くならないと思います。何故ならロボット開発の主眼は(昔から)「産業構造に組み入れる事」であって、友だち関係を作る事では無いからです。
    そうした意味の注目すべき以下の記事を見つけました。
    「人工知能の発展は格差拡大に繋がりかねない」というものです。クリックして一読される事をお勧めします。

    とかく「表(おもて)のニュース」では、人工知能やロボット技術の発展を「明るい話題」として取り上げます。グーグルの「全自動運転車(=ロボットカー)」の話題など、その最たるものです。しかし最も重要な事は、「誰が何のためにそれを欲しているのか」という事です。「誰」とはもちろん、そうした技術を開発し、社会に普及させる計画を推し進めている「限られた人々」の事で、少なくとも「私たち一般庶民」の事では有りません。つまり「ロボットは作り手の意図を反映した仕様となる」という極めて当たり前の事が行われる事となります。

    漫画の神様と言われた「故、手塚治虫氏」は、今から60年前の1956年に、既にこの事を作品の中で警告しています。それは「鉄腕アトム・第18話 アトラス」に於いてです。私は子どもの頃この作品を読んで、シリーズの他の作品のどれよりも衝撃を受け、それ以来忘れたことは有りません。ですからロボットに組み込むための「悪の因子」とされる「オメガ因子」の事もしっかり覚えていました。
    つまり、この世に悪人が存在する限り、「オメガ因子」を装着したロボットが必ず登場する事になるのは、それこそ「火を見るよりも明らか」と言わざるを得ません。(ロボット技術はただでさえ戦争目的で開発されている経緯が有ります。)

    例えば人工知能(=ロボット)に「自己保存プログラム」を施せばどうなるでしょうか、それは別に「感情」云々の話では無く、人間や動物の「自己防衛本能」を真似るだけで簡単に実現出来るはずです。そして一旦そのプログラムが走り出したら最後、人間がロボットのスイッチを切ろうとしたり、破壊しようとすると「手痛い反撃」を受ける事となるに違い有りません。もしそのロボットが「自己メンテナンス可能なタイプ」であれば、「人間は不要」と判断するかも知れません。これはまさに映画「ターミネーター」の世界です。

    この事は(如何に技術的に可能であろうとも)「たった一発で地球を四散させてしまうほどの威力のある兵器を作ってはいけない」のと同じ理由で、常に「便利さの裏には相応の危険が存在する」事をわきまえ、無制限に人工知能を発展させ、形にすれば良いというものでは無いという事だけは、万人が知っておく必要があると思います。何故なら「人間は過ちを犯すもの」だからです。
    | かまた | 時事関連 | 10:28 | comments(0) | trackbacks(0) |









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