HAL-KURSK 制作四方山話

タイトル通りです。思いつくまま、気の向くまま、ランダムに書きます。コメントやご質問は大歓迎です。
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76億人も76人も同じで何が悪い?
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    世界の人口は現在76億人との事だが、そこには当たり前のように暮らし向きや生活環境の地域格差や階層格差が有り、ある資料に拠れば世界の人口の概ね30%に当たる人々が「貧困状態」にあるとされている。これは例えば小学校の或る学年で25人編成のクラスが3クラス有るうちの、ほとんど丸々1クラス分が「貧困状態」という状況と同じで、ただ教室の隣り合ったお互い顔見知りの人たちと、世界中の行ったこともない国の見たこともない人たちとの違いが有るに過ぎない。数だけの話であれば「全体の30%」は到底看過できる割合とは言えない。(しかも「貧困」の目安となる生活水準の世界標準は一日当り120円〜240円付近がリミットとされていて、それ自体が日本の感覚からすると低すぎる。)

     

    例えば前述のクラスのような76人のお互い顔見知りの社会で、それぞれが自分の取り分を少しでも増やすことだけを考えたり、困窮する他人の事を「努力が足りない」だの「自己責任」だのと冷たく言い放ち見向きもしなければその後いったいどういうことになるかぐらいは誰だって想像が付くだろう。即ち76人の関係性は極限まで荒れ果て、抗争や騙し合いが絶えず、遂には死人さえ出ることになるだろう。それは今現在世界で起こっていることのミニュチュア版に他ならない。

     

    誰だってたった76人の中ではさすがに「それはまずい」と思う。故に自己主張も「チマチマしたイジメ」程度で収まっているとも言えよう。だがそれが760人だったら、7600人だったら、7万6千人だったら、そして遂には76億人の下では堂々と「己の欲望を謳歌し満喫して構わないと考えるバカ」がいる。

    先程も言ったように、同じことを76人の中でやれば死人が出るとすれば、76億人の中で更にスケールの大きなことをやれば更に多くの死人を(自分が)出していることぐらい解りそうなものだが。

     

    要は「76人の中でやれない事は76億人の中でもやってはいけない」という話だ。その中で己の欲望のみを追求すれば、(法的にどうあれ)結果として有限な資産を不当に独占することとなり、その分他人が貧しくなり追い詰められ、やがて命さえ絶たれる事になるのは明白だ。

    これは「無神経」で済まされない問題で、そこまで冷徹、もとい冷酷になれるのは「悪魔とその手下の人間」ぐらいなものだろう。

    | かまた | 時事関連 | 10:14 | comments(0) | trackbacks(0) |









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