HAL-KURSK 制作四方山話

タイトル通りです。思いつくまま、気の向くまま、ランダムに書きます。コメントやご質問は大歓迎です。
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曲に於ける自由と自然について
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     曲作りに於いて自分の中では自由と自然はよく似ている。言うまでも無く曲は時間軸に従って進行して行くものだが、その際最も心掛けているのは「不自然でない事」だ。不自然という事は即ち「ぎこちなく、わざとらしい」という事で、これは曲中の世界から急に現実に引き戻される感があって寝覚めの悪さを伴うものだ。

    ところで一般的な曲は古典的な単一の旋法と調性を有している。これは曲に対して絶対的な安定感を提供する、謂わば「土俵」のようなものだ。例えばカメラのファインダーを覗いたような、ある特定の視野を表現するのに威力を発揮すると思われる。だがその一方で、見渡す限りのアフリカのサバンナのような情景を果たして土俵で仕切って良いものだろうかという疑問も湧いてくる。それはもしかして「安定」とかとは別の次元のものではなかろうか。

    そんな時、自分は自由に振舞って見る。安定上必要な制約を取り払って自然に身を任せる。そうすることで初めて曲のあるべき姿が浮かび上がってくる事もままあるように思う。が、もちろんそれだけでは収拾が付かないので、きちんとバランスは取って行かなくてはならない事は言うまでもない。そうしないと曲は終われない(笑)。
    | かまた | 作品全般 | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) |









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