HAL-KURSK 制作四方山話

タイトル通りです。思いつくまま、気の向くまま、ランダムに書きます。コメントやご質問は大歓迎です。
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ランドセル(orスクールバッグ)は何故重い?
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    まず第一に、他人に明らかな苦痛や不快感を伴うことを強要すべきでないのは常識だ。教育現場では「子どもにとって重すぎるランドセル(orスクールバッグ)」が正にそうだということは、良識有る教育者であれば嫌が上にも感じているはずで、軍事教練でも有るまいに「鍛えろ」とか「慣れろ」などの声はもはや論外だ。それを言うなら先生方は率先して毎日20キロ超の荷物を背負って通勤せねばならない道理になる。

    何れにせよ、子どもに日々重い荷物を強要することと、山好きの登山者がたまに自ら大きなリュックを背負って出かけるのと一緒に考えるべきではない。

     

    この件について「東洋経済オンライン」で関連する記事を見つけた。こうしたことが専門家から問題提起され、ネット上で話題にされることは良いことだ。

    記事はこちら→ https://toyokeizai.net/articles/-/227156

     

    この記事の筆者は、子どもたちの荷物の重量が増した理由として、主に「教科書が厚く大きくなった」ことを掲げているが、それを「教科書を厚くして教える内容を増やせば学力が上がるだろう」「授業時間を増やせば学力が上がるだろう」という教育する側の勘違いが有る、と説明しているが、表向きは確かにそうかも知れないし、大きなカラーの図版を多用することで子どもたちの関心を引く効果を期待する向きがあるのかも知れない。

     

    だがそれを理由に教科書を大型にし、ページ数を増やし、カラー印刷に耐え得る良質の紙を使用するとなれば、当然教科書の製造コストは上がり、販売価格に反映されなければおかしい。(教科書会社は国営企業でもなければボランティア団体でもない。)まさか「販売単価を上げるため」にそれをやっているとは思いたくはないが、少なくとも記事の筆者の主張するように、子どもたちの学力の伸び悩みがあるとすればそれは「教科書の量や見栄えのせい」ではなく、単純に「教え方」の問題に尽きると思う。

     

    何人(なんぴと)も、学校を「子どもが行きたくない場所」にする権利など無く、むしろ「子どもが行きたい場所」にする義務が有ると考えるべきだ。

    そうすれば学力と言わず、子どもの「総合力」は間違いなく上がる。

    | かまた | 時事関連 | 12:29 | comments(0) | trackbacks(0) |









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