HAL-KURSK 制作四方山話

タイトル通りです。思いつくまま、気の向くまま、ランダムに書きます。コメントやご質問は大歓迎です。
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いわゆる「戦争作品」について考えて見る
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    今回、戦争劇画でおなじみの小林源文先生と関わらせて頂いた事を機に、いわゆる「軍事嗜好」という事について少し踏み込んで見たいと思います。これは平たく言えば「ミリタリーファン」、すなわち戦車、戦闘機、戦艦など、兵器全般をカッコいいと思い、更にはドイツ軍、アメリカ軍など軍隊そのものに強い関心を持つことを指します。

    これに対しては、「兵器や軍服をカッコいいとはけしからん!」というのが最も一般的な批判だと思いますが、そう言いたくなる背景には「戦争は絶対にいけない!」という思想的裏づけがあります。しかしそれを言うなら「ミリタリーファン」であっても一部の例外的な人たちを除けば、大半は同じ考えであると言えます。当の源文先生も「戦争はゲームの中だけでいいよ」とおっしゃっているそうです。となれば依然として軍事ファンをファンたらしめているモノとはいったい何なのでしょう?

    話は変わりますが、私は動物の中では「オオカミ」が殊更(ことさら)好きです。理由はオオカミが単純にカッコいいからです。因みに弱々しい犬を見ると、「しっかりしろ!お前は元オオカミだろ?」と檄を飛ばします。無論、オオカミが人里に下りてくれば、危険極まりない存在である事ぐらい認識しています。しかしそれはトラやライオンも同じことですが、「ライオンキング」などの作品も存在する如く、ライオンをカッコいいと思うことでその人が異端者扱いされる事はまず無いでしょう。つまり、あるモノが「カッコいい」という感覚は自らや社会の利害得失や論理性と関係なく、もっと原始的な感性の部分で感じて構わないのではないか、ということです。(因みに飛行中のツバメを真正面から見ると、最新鋭のジェット戦闘機のシルエットとそっくりです。)

    という訳で、私が思うところ「平和な国際社会を実現するためには、ミリタリーファンなどという不逞の輩(ふていのやから)を撲滅、一掃すべきだ。」というような考え方は逆に視野を狭め、物事の本質を見誤る事とも成りかねないような気がします。繰り返しとなりますが、「戦争するのが好き」という事と「兵器や兵装が好き」という事とは、取り敢えず何の関係もありません。何故なら私自身も戦争はおろか、些細な揉め事さえも極力回避する方向性を持って日々を過ごしておりますので。
    | かまた | プロモ関連 | 14:45 | comments(0) | trackbacks(0) |









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